那覇のインプレッションが閉店 直輸入品の店、24年めどに移転再開


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移転のため31日に店舗を閉鎖するインプレッション=30日、那覇市天久

 直輸入商品を扱うセレクトショップ「インプレッション」が、31日で那覇市天久の店舗を閉鎖する。賃貸契約の契約満了に伴うもの。運営する太田(浦添市、朴英玉(パクヨンオク)社長)は、いったん天久の店舗から撤退するが2024年をめどに別の店舗で営業を再開する方針。

 インプレッションは2000年11月に同地にオープン。イタリアやフランスから直接買い付けた衣類をはじめ、バッグや靴、ジュエリーを取り扱う。店舗は元々、太田の所有だったが07年に別企業に売却。その後、売却先と15年間の賃貸契約を結び、営業を続けていた。

 30日、琉球新報の取材に応じた朴社長によると、同社は現在、浦添市西海岸などで新たな店舗の建設場所を探しており決定次第、同社ホームページで公表する。新店舗でも現在の売り場面積(約1322平方メートル)相当を確保する予定だという。

 朴社長は「21年間、県民の皆さんに愛されるような空間づくりに努めてきた。新型コロナが落ち着いたころにまた、今の時代に即した新たなインプレッションをお届けしたい」と述べた。

 現在、感謝セールを実施している。
 (当銘千絵)