2022年度のスタートの1日、多くの県内企業で入社式や入行式が行われた。新型コロナウイルス感染症の影響で県経済は深刻なダメージを受けているが、主要企業のトップは若く意欲に満ちた新社会人の成長と活躍を期待した。
永続性が最も重要
上地哲誠サンエー社長 今、社会はコロナ禍やデジタルの進化で大きな変化の節目にあり、その中でサンエーにとって永続性が最重要である。それはお客様の信頼と支持が基本であり、人財が要となる。皆さんもその一員としての自覚を持ち、お客様が喜び、社員が輝き、会社も成長する、幸せを共感するサンエーを一緒につくろう。
プラスαの価値を
本永浩之沖縄電力社長 直面する環境変化を好機と捉え、柔軟な発想で果敢にチャレンジしてもらいたい。エネルギーの安定供給とともに、「トップラインの拡大」「攻めの効率化」「カーボンニュートラル」の3本柱の実現、プラスαの価値を創出していこう。今年は創立50周年。地域に愛される企業グループを共に目指していこう。
沖縄に貢献忘れず
菅隆志沖縄セルラー電話社長 沖縄の経済環境や通信業界は非常に厳しいが、経営理念の「事業を通じて、沖縄経済の発展に貢献する」を常に忘れず、新たな取り組みに積極的にチャレンジし、沖縄の明るい未来の一翼を担ってもらいたい。ONもOFFも一生懸命に打ち込み、ワクワク感のある充実した人生を送ってほしい。
柔軟な発想で夢を
金城克也りゅうせきネットワーク会議議長 社会生活はものすごいスピードで大きく変化している。皆さんのフレッシュな考えや柔軟な発想で、会社作りに取り組んでもらいたい。また夢を持ちチャレンジする事が自分自身を成長させる。会社も皆さんの成長を全力で応援するのでチャレンジしよう。
多様性を活かして
呉屋守将金秀グループ会長 今年で創業75周年を迎える。百年のその先の未来へ向かって、皆さん一人一人の多様性を活かしながら、今一度、グループ全体の再強化に向けて取り組む必要がある。グループの企業価値を高め、経済力向上により沖縄県民の所得向上にも寄与していきたい。
地域輝かせる力に
川上康琉球銀行頭取 さまざまな環境の変化に対応するためには、絶えず新たなチャレンジが必要となる。まだ感性がフレッシュで斬新な発想をもった新入行員の皆さんが、柔軟な発想力を発揮し自分自身を高めながら地域と共に成長することが重要であり、地域の未来を輝かせる大きな力になってほしい。
志と情熱を持って
山城正保おきなわフィナンシャルグループ社長 社会構造や競争環境が変化する中、一人一人がお客さまのために、地域社会の価値向上のために、高い志と情熱を持って、新たな発想とともに挑戦をしてほしい。皆さんの情熱に、行動に大いに期待する。「おきなわの“新しい”をともに創る」を胸に、新しい風を届けよう。
共に歩んでいこう
新城一史沖縄海邦銀行頭取 新中期経営計画の始動へ、柔軟な発想を持つ人材の活躍に期待している。地域金融機関としての役割を果たすには、一人一人が「プロの銀行員」として、お客さま本位の良質な金融サービスを提供する必要がある。創造力を発揮し、「お客さまのお役に立てる一番身近な銀行」を目指し、共に歩んでいこう。
挑戦を全力で応援
与儀達樹大同火災海上保険社長 経営を取り巻く環境が変化する中、会社も様々な改革に取り組んでいるが、ぜひ皆さんも失敗を恐れることなく、何事にも前向きにチャレンジしてほしい。その経験を重ねることが皆さんを大きく成長させる。一人ひとりの成長こそが会社の成長だ。私たちは挑戦する皆さんを全力でサポートする。
世界との架け橋に
東良和沖縄ツーリスト会長 コロナ禍で未曽有の苦境にある旅行業界を目指し入社してくれたことに心から感謝している。今後も観光産業が成長産業であるということは事実であり、人口減少が進む日本にとっては経済のけん引役として復活するだろう。本土と沖縄、世界と日本の架け橋になる人材を目指して頑張ってほしい。
明るい未来築こう
普天間朝重JAおきなわ理事長 令和4年度は、沖縄本土復帰50周年でJAでは合併20周年と記念すべき一年となる。次世代を担う新入職員の知恵とアイデア、そして行動力こそが新たな価値観を生み出す原動力となる。本県農業と地域のために、共に力を合わせて果敢に挑戦し、明るい未来を築いていこう。
相互扶助の精神で
金城馨コザ信用金庫理事長 信用金庫の原点である「共存共栄」・「相互扶助」の精神を踏まえ、コロナ禍で困っている地域のお客さまや中小企業を支えることが私たちの使命だ。仕事を通して経営理念の実現と「自分の目標」の達成に向け、失敗を恐れず果敢に挑戦し、地域社会に貢献していける職員に成長していくことを期待する。