ミャンマーからの技能実習生、受け入れホテルを募集 人材派遣センターオキナワ


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ミャンマー人材受け入れホテルを募集する(左から)ハロージャパン協同組合の島袋義彦代表理事、人材派遣センターオキナワの當山司社長、ジェイサットの森川晃氏、ハロージャパン協同組合の島袋善徳氏=17日、那覇市泉崎の琉球新報社

 人材派遣センターオキナワは、ミャンマー人の外国人技能実習生を、※ン県内ホテルに派遣する取り組みを本格化させるにあたり、受け入れを希望する県内ホテルを募集している。2019年12月に始まった取り組みで、ミャンマー側の人材育成や送り出しはジェイサット(ヤンゴン)が、沖縄での実習生の監理はハロージャパン協同組合(那覇市)が担っている。

 20年から新型コロナウイルス対策の影響で受け入れができずにいたが、3月から入国規制が緩和されたため受け入れを再開する。同センターの當山司社長は「需要が回復すると必ず人手不足になることが予想される。今のうちから準備をしてほしい」と話した。

 20年11月からはカヌチャベイリゾート(名護市)に、特定技能の在留資格を持つミャンマー人2人を派遣している。リーダーの役割を担うレベルに成長し、いずれは母国に戻ってホテル開業を目指しているという。

(中村優希)