黒糖バウム、黒糖ラスク…菓子に「ちむどんどん」 京都「美十」が新商品の箱にロゴ


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県産黒糖を使った新商品をアピールする美十の酒井宏彰社長(右から2人目)ら=20日、那覇市泉崎の琉球新報社

 京都の銘菓「おたべ」などの製造販売で知られる「美十」(京都市、酒井宏彰社長)はこのほど、NHKの連続テレビ小説「ちむどんどん」のタイトルロゴをあしらった新商品の発売を開始した。JAおきなわの協力を得て県産黒糖を使用し、うるま市内の工場で生産している。県産黒糖を県内外にアピールし、番組を契機に沖縄の観光回復につなげたい考え。

 新商品は沖縄黒糖ばうむ(税込1404円)、沖縄黒糖ラスク(1188円)、沖縄黒糖ラング(1080円)、沖縄チョコイン黒糖クッキー(594円)の4種類。

 黒糖は伊平屋、伊江、粟国、小浜、与那国の黒糖の余剰在庫を活用した。11日から美十が運営する那覇空港と那覇市おもろまちの「バナナパラダイス」などで発売しており、今後イオン琉球のスーパーなどでも扱われる。 (當山幸都)