玉城デニー知事は26日、全国知事会の第36回新型コロナウイルス緊急対策本部会議に沖縄県庁からオンラインで出席した。玉城知事は政府の観光支援事業「Go To トラベル」の予算措置について、従来のレンタカーのみならず、観光バスの借り上げにも対象を拡充するよう求めた。
玉城知事は、コロナ禍による観光客の減少でレンタカーの保有台数が減っていると説明。知事は「レンタカーの予約が取れないなどの理由により、観光機会喪失を招いている」と指摘し「GoTo事業の効果が限定的にならざるを得ず、地域の実情に即した柔軟かつ弾力的な事業費の運用を国に要望してほしい」と述べた。
玉城知事はほかに高齢者施設に入居している感染者について、現場の医師と介護者の判断で施設内療養を継続できるよう国に働きかけることを知事会に対して求めた。
(武井悠)