昔のうるま市、写真で紹介「うるまのむかし」展開催 15世紀に描かれた勝連城跡も


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本土復帰50年企画展「うるまのむかし」の写真を見入る来場者ら=19日、うるま市勝連のあまわりパーク歴史文化施設

 【うるま】うるま市勝連のあまわりパーク歴史文化施設企画展示室で、本土復帰50年企画展「うるまのむかし」が開かれている。午前9時から午後5時まで、入場無料。開催は9月4日まで(無休)。

 与那城、勝連、石川、具志川のブースに分けて戦後に撮られた写真が展示される。同じ位置から撮影した現在の写真と並べて風景の変化を伝えている。15世紀に描かれた勝連城跡の絵図や米軍統治時代に使用された紙幣も展示されている。

 修学旅行で訪れた中学3年生の西村永遠さん(15)=神奈川県=は「資料で米統治下にあったことが分かった。昔は(農作業など)人力が多くて大変な生活だと思った」と話した。
 (古川峻)