巡視船「みやこ」 宮古海保に配属 国内最大級


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宮古島海上保安部に配属された巡視船「みやこ」=26日午前、宮古島市平良

 【宮古島】宮古島海上保安部(福本拓也部長)はこのほど、新たに同部に配属された巡視船「みやこ PL201」=写真=の披露式と船内見学会を開いた。座喜味一幸市長や警察関係者らが参加した。「みやこ」は国内最大級の巡視船で、中城海上保安部から配置転換された。宮古島海保所属の巡視船は12隻となった。

 巡視船「みやこ」は全長120メートル、総トン数3500トンで、最大時速は約50キロ。ヘリコプターの発着可能で最新鋭の捜索監視機器や40ミリ機関砲2門も搭載している。

 福本部長は披露式で乗組員らに「尖閣諸島および沖縄周辺海域における領海警備に万全を期し、気後れすることなく全力を傾注してほしい」と訓示した。座喜味市長は「配備されて心強い。宮古島周辺海域の安全安心につながる」と感謝した。

(佐野真慈)