きょう係争委開催 裁決取り消し求める沖縄県の申し出受け 辺野古設計変更


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新たな護岸建設が始まった辺野古の新基地建設現場=2022年3月27日午前10時40分ごろ、名護市

 辺野古新基地建設を巡り、沖縄防衛局による軟弱地盤改良工事の設計変更申請を県が不承認とした処分を斉藤鉄夫国土交通相が取り消した裁決について、総務省は30日、沖縄県の申し出に基づいて31日に国地方係争処理委員会を開催すると発表した。国交相の取り消し裁決は4月8日に出されていた。

 県は5月9日に「違法」として裁決取り消しを求めて係争委に申し出ていた。地方自治法は審査期限を90日以内と定めており、8月8日までに結論が出る。

(塚崎昇平)