仲尾トンネル通行止め 名護で落石、大雨影響か


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
通行止めになった仲尾トンネル=7日午後2時半ごろ、名護市仲尾

 【名護】沖縄初の手掘りトンネルとして1919年に開通した名護市の仲尾トンネルが3日から、落石のため通行止めになっている。大雨による影響とみられる。

▼【写真と動画】水が腰まで…大雨、沖縄南部などで冠水(6月3日午後)

 7日午後、同トンネルの入り口近くには石などが転がっていた。トンネルは地域住民の生活路でもある。仲尾区の50代男性は「畑に行くときや買い物に行くときに多くの区民が利用している」と説明する。

 市は天候の状況などを見ながら、トンネルの安全状況を確認した上で通行止めの解除を検討する。 (長嶺晃太朗)

【関連記事】

▼大雨で車に閉じ込められた…冠水時どうする?

▼「死ぬと思った」車内の水が胸まで…ガラスたたき割り運転手を救出 

▼【図でわかる】猛烈な雨はなぜ起こった?発生のメカニズムを気象台に聞いた

▼【動画】大雨で道路が川のよう(5月31日)