コケで「テラリウム」作り 海洋博公園で体験始まる ガラスの中に小さな自然


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コケや土をガラス容器に入れてつくるテラリウム体験=4日、本部町の海洋博公園熱帯ドリームセンター

 【本部】屋内で手軽に植物を育てられるテラリウムを、コケを使って手作りする体験コーナー「苔(こけ)テラリウムづくり」が本部町の海洋博公園熱帯ドリームセンターで4日、始まった。土日の午後1時半から4時、26日まで計8回開く。小さなガラス容器に参加者がピンセットで土と石、コケを入れていくと、小さな自然の風景が現れた。

 テラリウムはインテリアとして、若者や子どもにも人気が高いという。担当の砂川愛子さんは「おうち時間の園芸ブームで、身近に自然を感じようという人が増えている。気軽に始めてほしい」と話した。

 出来上がった作品は持ち帰り、長く楽しめる。ヒノキゴケやシッポゴケなどさまざまな種類の展示もあり、コケの奥深い世界を学ぶことができる。

 梅雨時期に室内で楽しめるイベントとして昨年始まった。熱帯ドリームセンターの入館料760円(中学生以下無料)のほか、材料費300円が必要。問い合わせは同センター(電話)0980(48)3624。 (増田健太)