県、防衛局に承認取り消し文書提出


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埋め立て承認取り消しの文書を沖縄防衛局に提出し、記者団の取材に応じる県土木建築部職員=13日午前10時6分、沖縄防衛局前

 米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設計画について、県土木建築部の職員らは13日午前9時55分ごろ、沖縄防衛局を訪れ、翁長雄志知事が決裁した埋め立て承認取り消しの文書を提出した。

 県職員によると、文書は防衛局の福島邦彦調達部次長に直接手渡した。提出後、記者団の取材に応じた県職員は「取り消しの通知書を直接手渡した。相手からのコメントは特になかった。文書の内容については会見で知事が述べる」と話した。【琉球新報電子版】