沖縄戦「平和の礎」新たに55人刻む 総数24万1686人に


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平和の礎に新たに追加される戦没者の刻銘作業=15日、本島南部(ジャン松元撮影)

 沖縄戦などで亡くなった人の名前が刻銘されている沖縄県糸満市の「平和の礎」に、今年新たに追加される戦没者名の刻銘作業が始まった。15日、本島南部の石材工場で追加刻銘者の名前を石板に彫り込む作業が報道陣に公開され、新たに55人の名前が刻まれた。

 内訳は、県内出身者27人、県外28人。重複が判明した1人分は削除し、刻銘者の総数は、24万1686人となった。県内で新たに刻銘されるのは、那覇市や本部町、名護市などの出身者。55人のうち、6歳未満は11人、6歳以上18歳未満は4人だった。 (狩俣悠喜)