オミクロン派生型「BA・5」沖縄県内で初確認 県「市中感染の可能性」 


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沖縄県庁

 沖縄県は20日午後、新型コロナウイルスのオミクロン株派生型「BA・5」の感染者を県内初確認したと発表した。BA・5は従来のBA・1と比べて感染力が1・40倍とされ、県は警戒を強めている。

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 確認されたのは中部保健所管内の20代男性、40代男性、60代男性、60代女性の計4人で、渡航歴などは調査中だ。

 このうち60代男性と20代男性は家族だが、そのほかのBA・5感染者同士の接点などは確認されておらず、県の宮里義久感染対策統括監は「市中感染が起きている可能性がある」との認識を示した。一方「基本的な感染防止対策はBA・5でも変わらない」と述べ、冷静な対応を呼び掛けた。

 

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