琉球新報社、社長に普久原氏が就任 玻名城氏は相談役に <人事>


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普久原均氏

 琉球新報社は20日、那覇市泉崎の本社で株主総会と取締役会を開き、普久原均取締役広告事業局長(57)が代表取締役社長に昇格する役員人事を承認した。同日付で就任した。玻名城泰山社長(62)は退任し、非常勤の相談役に就いた。

 普久原社長は「来年は創刊130年を迎える。沖縄を代表するニュースメディアとして次の世代につないでいくことが使命だ」と抱負を述べた。

 潮平芳和常務(61)は専務に、松元剛取締役編集局長(56)は常務広告事業局長に昇格。新たな役員として、外間聡総務企画局経理企画グループ長(57)が取締役地域読者局長に、島洋子広告事業局次長(55)が取締役編集局長に就任した。

 糸数淳専務、稲福一也取締役地域読者局長、久保田憲二非常勤取締役、金城克也非常勤監査役は退任した。

 非常勤の社外取締役に船越龍二沖縄テレビ放送社長(62)が就任し、与儀達樹大同火災海上保険社長(57)は社外取締役を退任して非常勤の監査役となった。

 2022年3月期決算は売上高が前期比0・7%増の66億4900万円。事業構造改革や経費削減に取り組み、3期ぶりに黒字転換した。