沖縄県新型コロナウイルス感染症対策本部会議が22日開かれ、新規陽性者数の減少傾向が続き、医療のひっ迫が一定程度改善しているとして、これまでの県の対処方針を変更した。県民に対して、会食時に要請していた「4人以下、2時間以内」の要件について、感染症対策がとられた「認証店」を利用時する際は、解除する。
会議後に記者会見した玉城デニー知事は「第7波のピーク時に比べると、一定程度改善をしている。(感染者数が)下げ止まりの状況であるという点も踏まえて、夏場の再流行を迎える前に、対処方針を見直す時期だ」と説明。一方、できるだけ長時間の集まりは避けるなど、引き続き感染症対策をとるよう県民に呼び掛けた。感染の再拡大や医療のひっ迫がみられる際は対策を強化するとしている。
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