7月10日投開票の参院選は25日、公示後初の週末を迎えた。沖縄選挙区(改選数1)に立候補している無所属現職の伊波洋一氏(70)と、自民新人の古謝玄太氏(38)=公明推薦=の主要候補2人は各地を回り、支持を訴えた。
伊波氏は石垣市と宮古島市で遊説した。南西諸島への自衛隊配備強化に反対し、離島の産業振興の実現などを強く訴えた。「沖縄の声が必要な時だ。戦争ではなく平和を求める沖縄の声を、国政に伝えなければならない」と強調した。
古謝氏は菅義偉前首相と共に本島中北部で遊説し、支持者と触れ合った。若さや経験を生かした実行力などをアピールした。「これからの沖縄をどうするかが問われている。沖縄が日本を引っ張る未来を描いて実現する」と訴えた。
(’22参院選取材班)
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