選択的夫婦別姓の法制化、陳情趣旨に賛同 南城市議会


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南城市役所

 【南城】南城市議会(国吉昌実議長)は24日の6月定例会最終本会議で、選択的夫婦別姓の法制化を求める意見書の提出を要望する陳情書を全会一致で趣旨採択した。趣旨採択は陳情の趣旨に賛同するだけで、意見書の提出はない。

 陳情は県内の市民団体「選択的夫婦別姓・陳情アクション沖縄」が提出。「現制度では煩雑な改姓手続きを夫婦の一方のみが負うことや望まない改姓による精神的苦痛、キャリア形成上の不利益などの問題が生じている」などと指摘し、法制化に関する意見書を求めていた。 (金城実倫)