沖縄コロナ1727人、6日連続で前週比増 施設内療養259人(7月1日朝)


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オミクロン株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所)

 沖縄県は30日、10歳未満から90代以上の1727人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週の同じ曜日と比べると185人の増加となり、6日連続で前週を上回った。施設内療養は87カ所で計259人と増加傾向にある。

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 施設内療養の内訳は高齢者施設が74カ所で計251人、障がい者施設は13カ所で計8人だった。県の城間敦感染症総務課長は「施設内療養の感染者数は増えているが、高齢者の感染が拡大しているという状況ではない」と説明した。

 病床使用率は41・8%で圏域別に見ると、本島が48・6%、宮古が3・0%、八重山が20・5%となっている。年代別では10代が282人と最多。40代が276人、10歳未満が267人と続いた。推定感染経路の最多は家庭内で579人。続いて友人・知人が123人、職場内が67人だった。  米軍関係の新規感染者数は8人だった。 (金盛文香)


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