沖縄コロナ1196人 9日ぶりに前週より減る 人口比で最悪続く(7月4日朝)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は3日、10歳未満から100歳以上の1196人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。先週日曜日と比べ72人減少した。前週より新規感染者が少なくなるのは9日ぶり。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は692・81人で、全国ワーストが続いている。

 新規感染者の年代別は10歳未満が最多の259人。次いで10代206人、40代176人、30代165人、20代110人の順で多かった。市部別は最多の那覇市が219人、沖縄市は114人、石垣市とうるま市が101人で、計4市で100人超となった。

 警戒レベルの判断指標となる病床使用率は45・2%だった。圏域別では沖縄本島が52・4%、宮古が4・5%、八重山が20・5%。重症者用病床使用率は県全体で15%となった。重点医療機関の医療従事者は414人が欠勤した。欠勤者が400人を超えるのは2日連続となった。米軍関係は27人の感染が報告された。 (稲福政俊)


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