スカイマーク下地島ー羽田線が10万人突破 就航1年9カ月 恒久路線へ期待


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羽田からの乗客を出迎える職員ら=14日午後、宮古島市の下地島空港(下地島空港活性化協議会提供)

 【宮古島】スカイマーク(東京都、洞駿社長)の下地島空港(宮古島)―羽田空港(東京)線の累計乗客数が14日、10万人を突破した。同日、同社社員や下地島空港活性化協議会(会長・座喜味一幸市長)会員らが羽田から同空港に到着した乗客を出迎え、記念品を手渡した。2020年10月の就航から1年9カ月で大台を突破した。

 下地島―羽田線は国交省の行う「羽田発着枠政策コンテスト」の評価結果に基づき、暫定的に2023年10月まで羽田空港の1日1往復分の発着枠が配分されている。今年3月から1年間は評価対象期間(トライアル運航期間)となっている。国がこの間の実績を再評価し、今後の羽田発着枠の最終的な配分先を決定する。

 洞社長は10万人達成について「利用してくれたお客さまのおかげだ。今後も一人でも多くの人にこの路線を利用してもらい、来年10月以降は恒久路線として島の発展に長期的に貢献したい」と話した。

(佐野真慈)