
2021年度の県内企業売上高ランキング100社を業種別に見ると、増収率は「リース・クレジット・信用保証」が24・2%増と最も大きかった。「家電・特機」7・6%増、「エネルギー(電気・石油・LPG)」6・0%増と続いた。
全17業種中10業種が売り上げを伸ばし、前年度から7業種増えていることから、コロナ禍の影響の緩和がうかがえる。
一方、コロナ禍による行動制限などで「飲食料品・雑貨」「ホテル」「娯楽・その他サービス」が前年に続き減収となり、半導体といった部品の不足から「自動車・建機」も前年に続いて減収だった。
グループ企業の売上高ランキングでは、前年度比1減の21グループが100億円を超えた。そのうち連結会計は7グループ。業種別では、食品を主とするのが6グループ、建設資材が5グループ、建設が4グループ、エネルギーが3グループ、通信と医薬品と自動車がそれぞれ1グループだった。
(小波津智也)

