琉銀ATM操作できず 全247台で障害の可能性 復旧済み、原因は調査中


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 琉球銀行の現金自動預払機(ATM)と通帳繰越機に14日、利用者が操作できなくなる障害が発生した。同行は午前8時15分ごろに障害を確認し、同日午後2時までに復旧作業を終えた。同行によると、同行が沖縄県内の営業所やショッピングセンター内に設置する247台の全てで障害が発生した可能性がある。何らかのシステム障害があったとみられるが、14日時点で原因は特定できておらず、同行が調査を進めている。

 障害が起きたのは同行が直接管理するATMと通帳繰越機で、コンビニ各社が設置するATMは正常に作動した。同行がATMのシステムを再起動し、バックアップにつないだところ、復旧したという。

 同行は、障害が発生していた時間帯に、コンビニATMや他の銀行のATMを利用した顧客に対し、利用手数料を返す方針だ。

 同行は14日、ホームページに「障害発生中、多くのお客さまへご迷惑やご不便をおかけし、深くおわびする」とする謝罪文を掲載した。
 (稲福政俊)