沖縄県議補選、自民が下地ななえ氏の擁立決定 エステサロン経営、俳優業も


この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎
下地ななえ氏

 9月2日告示、同11日投開票の県議会議員補欠選挙(那覇市・南部離島区)を巡り、自民党県連1区支部は29日夜、役員会を開き、エステサロン経営の下地ななえ氏(42)を擁立することを全会一致で決定した。自民党公認で出馬する予定。一方、立候補に意欲を示していた元参院議員の西銘順志郎氏(72)、那覇市議の大山孝夫氏(41)は29日までに出馬を辞退した。

▼沖縄の選挙の情報はこちら

 下地氏は、ホテルチェーン「Mr.KINJO」の「社長」としてテレビCMなどに出演、2020年に同社を退社後はエステサロン経営のほか、司会や俳優業でも活動していた。

 役員会後、1区支部長の国場幸之助衆院議員は「女性活躍に力を入れた沖縄づくりに取り組みたいとの決意を聞いた。(知事選に立候補している)佐喜真淳氏との相乗効果を期待している」と取材に答えた。

 しもじ・ななえ 1980年生まれ、東京都出身。ネイリストやテレビのリポーターなどを経て、県内ホテルチェーン「Mr.KINJO」に就職。20年に退社後、那覇市内でエステサロンを経営している。

【関連記事】

▼【深掘り】結果次第で主導権変動も 沖縄県議補選 議席は与野党同数できっ抗

▼【深掘り】那覇市長選、構図固まる 知事選とのセット戦術へ

▼【沖縄知事選世論調査】玉城氏先行、佐喜真氏追う 下地氏は伸び悩み 序盤情勢調査

▼沖縄県知事選、候補者の情報アプリでまとめてチェック

▼沖縄知事選、自分の考えに近い候補は?「投票マッチング」開設【琉球新報×選挙ドットコム】