名護市議選、辺野古への賛否は? 立候補予定者アンケート 統一地方選


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 米軍普天間飛行場の移設先として新基地建設が進む名護市。同市議選には30日現在、定数26に対し現職20人、新人や元職など少なくとも14人の計34人が立候補を予定している。そのうち、辺野古移設に「賛成」としたのは6人、「反対」は16人で、反対が多数を占めた。一方、賛成を選ばず、「容認」と回答する立候補予定者2人を含む11人が「その他」と回答した。無回答は1人だった。

 反対の理由には「県民投票で反対の民意は示された。普天間基地は無条件で即時閉鎖返還すべきだ」などの意見が上がった。

 一方、賛成の理由として「辺野古区などが条件付きで容認している以上、それを尊重する」などの意見が出た。その他の意見としては「国と県の裁判を見守る」といった趣旨の意見が寄せられた。

 34人の立候補予定者のうち、辺野古移設を事実上容認する渡具知武豊市長を支持する与党系は18人、野党系は12人、中立は3人となっている。1人は無回答だった。

 与党系の立候補予定者はその他の回答が多く、野党系は全員が移設反対と回答した。一方、与党系でも公明党の2人は移設反対と回答した。中立の2人も移設反対と回答した。

 現在の名護市議会の与野党構成は与党会派12人、野党会派12人(中立系2人含む)、欠員2人と拮抗(きっこう)している。うち与党2人、野党2人が勇退の意向を示している。
 (’22統一地方選取材班)