2022年県内統一地方選は12日、5市4町15村の計24市町村の議員選挙の全議席(348)が確定した。内訳は、現職が249人当選したのに対して新人は84人、元職は14人、前職は1人だった。54人の立候補があった女性は49人が当選した。全当選者に占める女性の割合は14%で、過去の統一地方選では最大とみられる。
最も女性当選者の割合が高かったのは北谷町(定数19)で、立候補した女性7人全員が当選した。当選者に占める女性の割合は36.8%となり、那覇市を超えて、県内トップとなった。
年代別では、60代が138人と最多で、50代の67人、40代の60人と続いた。一方、20代は7人、30代は27人、70代は47人、80代は2人だった。
党派別では、共産党が最多の18人で、公明党17人、自民党13人、立憲民主党3人、社民党1人、れいわ新選組1人、参政党1人と続いた。どの政党にも属していない無所属での当選者は293人と全体の84.1%を占めた。
(吉田健一)
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