沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)の下地芳郎会長らは5日、松野博一内閣官房長官を訪ね海外クルーズ船の再開要請書を提出した。外国籍船の日本での国際クルーズの早期再開・運航が可能になるよう、水際対策の緩和などを求めた。
日本発着の外国船による国際クルーズは、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、2020年以降運航停止が続いている。
下地会長は「沖縄観光は国際線再開の動きが活発になってきた。国際クルーズ再開に向けても政府の支援をお願いしたい」と要請した。
松野官房長官は「できるだけ早期に再開すべく、改めて国交省や厚労省に話を伝え、検討させたい」と話した。
(與那覇智早)