【図で紹介】那覇市長選、初日に最も訴えたことは?両候補の発言内容を分析


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 16日に告示された那覇市長選に立候補した翁長雄治氏(35)、知念覚氏(59)の選挙戦初日の訴えを分析すると、力を入れる政策や自身の強みなど、特徴や主張の違いが浮かび上がった。

 翁長氏は16日、市の栄町市場で第一声を上げ、夜に県庁前の県民広場で出発式を開いた。出発式では「最優先されるべきは子どもたちだ」と切り出し、子育て政策の訴えに時間をかけた。若さや経験不足を理由に若者の政治参加の芽が摘まれてはならないとし、さまざまな立場の市民の「声」を受け止め、形にしていく決意を語った。

 知念氏は16日午前、市おもろまちでの出陣式後、首里で第一声、再びおもろまちで決起集会と続いた。決起集会では、那覇で生まれ育ち、市役所で38年間勤めたこれまでの歩みについて訴えの時間を割いた。「全て那覇市で私の人生は成り立っている」と強調。豊富な行政経験で培った「即戦力」を強みとしてアピールした。
(’22那覇市長選取材班)

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