八重山、8強進出 興南は初戦敗退 秋季九州高校野球


社会
この記事を書いた人 田盛 良一
八重山-鹿児島城西 丁寧な投球で1失点完投した八重山の仲山琉斗=24日、鹿児島県立鴨池野球場(諸見里真利撮影)

 【九州高校野球取材班】高校野球の秋季九州大会(第137回九州大会)が24日、鹿児島県立鴨池野球場などで開幕した。県勢の八重山(沖縄1位)と興南(同2位)はともに初戦の2回戦から登場し、初出場の八重山は鹿児島城西(鹿児島2位)に5-1で逆転勝ちし、8強進出を決めた。興南は海星(長崎1位)に3-10で七回コールド負けを喫した。

 八重山は一回、先制を許したものの二回、仲山琉斗の適時打と押し出し四球で逆転。その後も追加点を奪い、先発の仲山が打たせて取る粘り強い投球で逃げ切った。
 八重山は次戦、来春の選抜大会出場の目安となる4強入りを懸け、26日の第1試合(午前10時開始予定)で秀岳館(熊本1位)-明豊(大分2位)の勝者と準々決勝を戦う。