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台湾電子マネー「悠遊カード」が沖縄で使える 国内初、11月7日から 琉球銀行が導入

県内でも利用が始まる台湾の「悠遊カード」(琉球銀行提供)

 台湾で広く浸透している電子マネー「悠遊カード」が、11月7日から日本で初めて県内で使えるようになる。台湾からの訪問客の利用を念頭に、琉球銀行(川上康頭取)が県内の加盟店のキャッシュレス端末に決済システムを導入した。約9千の加盟店のうち、現時点でタクシーや土産品店など約2300カ所から導入の申し込みがあり、同行は今後も対象を拡大して利便性を高める考え。

 悠遊カードは台湾の地下鉄やコンビニ、飲食店などで広く利用されている交通系ICカードだ。2022年1月時点の流通枚数は9254万枚で、電子マネーの取扱額に占める台湾でのシェアは73%を誇る。

 利用上限額は台湾と同様で、一決済当たり1500台湾元(約6900円)、一日当たり3千台湾元(約1万3800円)となる。

 台湾から沖縄への観光客はコロナ禍前の19年に約93万9700人を数え、沖縄を訪れた外国人観光客の3割を占めた。水際対策の緩和で22年10月から那覇と台北を結ぶ直行便も順次再開し、順調な回復が見込まれる。

 琉銀と悠遊カードの運用会社が20年2月、同年7月からの利用開始を発表したが、新型コロナウイルスの影響などで見合わせていた。

 2年8カ月越しで利用開始日が決定し、琉銀の担当者は「ちょうど観光客も戻るタイミングで、引き続き加盟店開拓を進め、全国でも使えるよう展開したい」と語った。(當山幸都)




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