玉城デニー知事「ウチナーンチュネットワークは財産」
世界22の国と地域から多くの皆さんがご参加いただいた。県民を代表して心から感謝を申し上げる。本日、10月31日は私たちウチナーンチュのアイデンティティーの一つだった首里城の火災からちょうど3年となる。国内外の県人会を中心に首里城再建への熱い思いがこもった寄付が寄せられ、私たちは改めてウチナーンチュはここ沖縄に住んでいる146万人だけではなく、世界中の42万人を合わせたものだと気付かされた。
私たちにとって沖縄の青い空や青い海、世界自然遺産となったヤンバルや西表の自然、琉球王国時代から続く独自の歴史や文化伝統はもちろんのこと、世界の一員として活躍しているウチナーンチュが大きな誇りであり、ウチナーネットワークはかけがえのない財産だ。
赤嶺昇 県議会議長「交流、絆一層深めて」
ワッターシマ、ウチナーへようこそおかえりくださいました。今日、約42万人の県系人が世界各国において政治や経済、教育、文化など各界で素晴らしい活躍をされており、また、日本と海外との友好親善に大きく貢献していることは同胞として大変誇りだ。
本大会は沖縄を思う心、ルーツやアイデンティティーでつながるウチナーネットワークの強固さを改めて確認し、継承発展を図るものだ。この大会を契機に大いに交流され、その絆をますます深めていくとともに、ウチナーンチュの平和を愛するチムグクルが世代と国境を越え、世界中につながることを念願する。
県議会としても今後とも各国県人会への訪問と交流を通じ、各県人会が抱える思いや課題を共有し、母県としてなすべき役割を果たしていく。