県は1日、那覇市の県市町村自治会館で第13回ハワイ沖縄クリーンエネルギーワークショップを開いた。沖縄、ハワイ両地域でのエネルギー関連の近況報告やカーボンニュートラルへの取り組みの発表などが行われた。
ハワイ州での取り組みについて、同州エネルギー局のクラウディア・ラプコックさんは「石油価格が高騰している中、カウアイ島は電気代が上がっていない」と再生可能エネルギーが普及している事例を紹介した。植林など環境対策への取り組みで二酸化炭素排出量のマイナスを目指していることを発表した。
沖縄電力の屋宜誠環境部長は、波照間島での風力由来の電力供給実証や、宮古島市でのEMSによる再エネの効率的な利用について発表した。
シンポジウムではハワイと国際的に協力してくことなどを話し合った。