沖縄最大級で沖縄初!屋根の高さは15メートル、金秀鉄工の第3工場が完成 大型鉄骨の製造が可能に 西原町


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大型の鉄骨の製造が可能な金秀鉄工の第3工場=4日、西原町小波津

 鉄骨の設計・施工業務の金秀鉄工(沖縄県西原町、大城健社長)の第3工場が西原町小波津の同社構内に完成し4日、竣工(しゅんこう)式が行われた。県内の鉄骨橋りょう工場としては最大規模。7日から一部運用を開始する。

 工場は建築面積2472平方メートルの鉄骨造り。建屋の高さが第2工場よりも5メートル高い15メートルあり、15トンまでつり下げ可能なクレーンを4基備える。

 これまで県内では製造できなかった大型の鉄骨の製造が可能になった。第3工場の稼働で、年間の生産能力1万トンを目指す。

 大城社長は「県内の鉄骨の需要が大型化している。県内最大の鉄骨加工場としてフル稼働し、県経済、地域に貢献していきたい」とあいさつした。

(玉城江梨子)