【和歌山県で友寄開】和歌山県で開催中の「第15回全国障害者スポーツ大会(紀の国わかやま大会)」最終日の26日、和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場で閉会式が開かれた。県選手団が参加し、他府県の選手団と互いの健闘をたたえ合った。県勢のメダルの総数は24個と、昨年の8個から大幅に上回った。
県身体障害者福祉協会事務局長で選手団の上間彰団長は「今大会で県勢が二つの大会新記録を出し、非常にうれしい。他府県の選手とも交流を深められたことも大きな成果の一つだ」と話した。県手をつなぐ育成会理事長の田中寛副団長は「潜在能力を発揮した選手が多く見られた。障がいのあるなしにかかわらず、自分自身の力を過小評価せずに挑み続けることの大切さを選手らが教えてくれた。経験を生かしてほしい」と選手らをねぎらった。