黒糖のおいしさ全国に、セブンが大賞 需要拡大への取り組み評価 沖縄黒糖サミット


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沖縄黒糖需要拡大大賞・優秀賞を受賞した事業者の代表者=8日、那覇市のロワジールホテル那覇

 沖縄黒糖の需要拡大に向け、製糖工場関係者、小売流通業者などサプライチェーンが一堂に集まる第2回沖縄黒糖サミットが8日、那覇市のロワジールホテル那覇で開かれた=写真。需要拡大に取り組んだ事業者の表彰が行われ、需要拡大大賞にセブン―イレブン・沖縄、セブン―イレブン・ジャパンが選ばれた。

 セブン―イレブン・沖縄は昨年、黒糖を使用したオリジナル商品を開発し、県内で販売した。今年4月にはセブン―イレブン・ジャパンと連携し、全国店舗で沖縄フェアを展開。6商品を販売し、黒糖消費量は200トンに上った。

 そのほか優秀賞に榮太樓總本鋪、ドトールコーヒー、瑞穂酒造、ローソン沖縄が選ばれた。

 大賞を受賞したセブン―イレブン・沖縄の久鍋研二社長は「沖縄のおいしい原料を商品化し、全国に広げるのも私たちの役目。黒糖の良さを今後も広げていきたい」と話した。

(玉城江梨子)