JALグループは18日、二酸化炭素(CO2)排出量を15~25%程度削減できる機体を使ったサステナブルチャーターフライトを国内で初めて、羽田―那覇間で運航した。到着した那覇空港では、バイオ燃料使用の地上作業車を用いて手荷物の引き渡し作業が行われた。
航空機による移動が必須なことや、沖縄本島北部などが世界自然遺産登録がされたことから、持続可能なフライトを沖縄向け路線で実施した。
機内では、サステナブルナビゲーターによる機内トークイベントや、特別機内食・ドリンクの提供があった。
作業車のバイオ燃料はアトラス(糸満市)の廃食油脂肪酸メチルエステル(FAME)を100%使用している。同燃料は、今後も地上作業車に継続して使う予定という。
(與那覇智早)