サンエー増収増益 第3四半期 営業収益は1576億円で過去最高


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 県内小売最大手のサンエー(宜野湾市、新城健太郎社長)は5日、2023年2月期第3四半期(22年3月~22年11月)の連結決算を発表した。売上高とテナント収入などを合わせた営業収益は前年同期比3.6%増の1576億3500万円で、第3四半期として過去最高を記録した。経常利益は同7.4%増の78億900万円、純利益は同8.3%増の52億1千万円で2期連続の増収増益だった。

 前年の緊急事態宣言によって落ち込んだ需要の反動増や、県民の外出機会の増加で衣料品、外食が好調に推移し、食料品も堅調だった。

 那覇市のV21食品館安里店などスーパー、飲食店合計4店舗を閉店した。一方で6月に宮古島シティを開店、10月に那覇メインプレイスをリニューアルした。既存店の売り上げは前年同期比4%増、新店を含む総合店は同4.6%増だった。

 通期の業績予想については修正していない。
 (玉城江梨子)