辺野古NOの声を国会へ…オール沖縄会議が集会、3月まで署名活動


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辺野古新基地建設の断念を求め声を上げる稲嶺進実行委員長(左)ら集会参加者=7日、名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議は7日、名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前で「辺野古新基地建設の断念を求める国会請願署名実行委員会結成集会」を開いた。3月17日までに署名を集め、新年度に衆参両院議長へ提出する予定。署名は昨年9月の知事選での玉城デニー知事の得票数と同じ34万人が目標。集会には624人(主催者発表)が参加し署名の目標達成へ向けて気勢を上げ、建設阻止へ向け決意を新たにした。

 実行委員長に稲嶺進元名護市長が就いた。稲嶺氏は「私たちは、これ以上の軍事基地はいらないと何度も意思表示してきた。しかし民主主義が踏みにじられている。この現状を国会に届けよう」と呼びかけた。

 署名方法などは「オール沖縄会議」で検索できる同会議ホームページで紹介している。 (増田健太)