新聞コンクール受賞者ら、記事書いた記者と対談 沖縄県NIE推進協議会


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表彰状を手にする第13回いっしょに読もう!新聞コンクールの入賞者ら=15日、那覇市久茂地のタイムスビル内「howlive」

 沖縄県NIE(教育に新聞を)推進協議会(仲村守和会長)は15日、「第13回いっしょに読もう!新聞コンクール」(日本新聞協会主催)の地域表彰式を那覇市久茂地のタイムスビル内「howlive」で開いた。

 コンクールは、新聞記事を一つ選んで家族や友人らと読み、意見や提言をまとめるもの。全国奨励賞の棚原凛さん(西原町立坂田小6年)は「ウクライナは『我が事』」の記事を書いた琉球新報暮らし報道グループの中村万里子記者と対談した。記事を書いた理由を聞いた棚原さんに、中村記者は「戦争体験者たちがウクライナの状況に強い危機感を持っていたので、昨年の慰霊の日の前に声をまとめた」と説明した。全国優秀賞の佐藤怜奈さん(同小6年)が「父の頭蓋骨 優しくなでた」の記事を書いた沖縄タイムス整理部の松田興平記者と対談、地域表彰の3人も沖縄タイムス記者と対談した。