日本航空(JAL)と日本トランスオーシャン航空(JTA)は20日、沖縄県本部町、名護市、今帰仁村で咲いた「琉球寒緋(かんひ)桜」を全国の空港に発送した。「日本一早い桜の花」は北海道・旭川から那覇まで全国23空港のチェックインカウンターやラウンジで展示され、暖かい冬の沖縄観光をアピールする。
那覇空港で開かれた発送式には本部町の「もとぶミス桜」、名護市の「さくらの女王」、今帰仁村の「北山王妃」などが参加した。
今帰仁村観光協会の大城洋介代表理事は「日本一早い桜をやんばるから発信できるのはありがたい。この機会にやんばるに足を運んでほしい」と話した。沖縄観光コンベンションビューローの下地芳郎会長は「桜は見る人の心を豊かに温かくする。桜と一緒に沖縄の温かい心を全国に発信したい」とあいさつした。
(玉城江梨子)