県アジア経済戦略推進・検証委員会(安里昌利委員長)の2022年度第2回会議が27日、那覇市のホテルサンパレス球陽館で開かれた。2回の議論をまとめ、玉城デニー知事へ本年度中に提言する。
会議では県の海外事務所の活用とビジネス交流拠点の形成について意見を交わした。
海外展開に取り組む県内企業へのアンケートから、県の海外事務所は(1)戦略策定(2)海外ビジネス展開支援(3)マッチング支援(4)情報収集・提供(5)人材育成支援(6)強い商品作り支援―の6つの機能を強化する必要があることが示された。
安里委員長は「アジアに一番多く事務所を置いているのは沖縄。他県にはない特徴で、実績を積み上げる検討が必要」と述べた。
(玉城江梨子)