県畜産振興公社と県ホテル協会は1日から、県内11ホテルで県産和牛フェアを開催する。県民や県外客に沖縄で育った和牛肉を食べてもらい、消費促進や魅力発信につなげる。28日まで。
フェアは3回目。同公社が1キロ当たり千円を補助し、各ホテルが県産和牛を使ったメニューを提供する。期間中に4.3トンの消費を目指す。抽選で20人に和牛肉が当たるキャンペーンもある。
沖縄ハーバービューホテルでは和牛肉のたたきや煮込み、ハンバーグ、タコライスなどを提供。ロビーラウンジやバーで気軽に頼めるものから、コース料理向けまで多彩なメニューをそろえた。
新型コロナウイルス禍に加え、飼料価格高騰などで畜産農家を取り巻く環境は厳しい。1月31日の会見で同公社の仲村敏理事長は「県内外の皆様に県産和牛肉を味わって幸せな気持ちになってもらい、沖縄の食と文化、観光をPRしたい」と述べた。
(當山幸都)