【沖縄】沖縄市立図書館講座が1月15日、同館で開催され、日本子どもの本研究会の代田知子会長が「絵本で育む心の栄養」と題して講話した。
代田さんは子どもが一人で絵本を読むまでのステップとして、赤ちゃんが繰り返すことで心地よさが味わえる童歌の絵本「ととけっこうよがあけた」や「いないいないばあ」、読み聞かせ黄金期と言われる2~6歳期に情景を入れながら読み聞かせる「おおきなかぶ」などの読み方のリズムや意味、間の取り方などを解説した。質問コーナーでは「同じ絵本を何度読み聞かせても大丈夫?」の問いに、「子どもが読んでほしいものは何度でも読んでください」と述べ、「絵本をかんだり破ったりした際にはどうしたらよい?」の問いに対しては、「根気よく言い聞かせ、破れない絵本を使ってみましょう」とアドバイスした。
(喜納高宏通信員)