「シェフ・オブ・ザ・イヤー沖縄」開催へ 料理人歴10年以上が対象 3月末まで募集 県調理師会


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シェフ・オブ・ザ・イヤー沖縄2023の開催を発表した県調理師会の役員ら=13日、那覇市久米

 沖縄県調理師会(照屋寛幸会長)は、経験10年以上の料理人を対象に、和食・洋食・中華・琉球料理のジャンルを問わないコンテスト「シェフ・オブ・ザ・イヤー沖縄2023」を開催する。ジャンルを超えて技術や表現力を高め合い、観光立県沖縄の将来を担う料理人材の発掘と育成につなげる。

 応募資格は県出身者または沖縄在住2年以上。書類審査の1次予選、試食審査の2次予選、準決勝、決勝を経て6月にグランプリシェフが決まる。料理のジャンルを問わないコンテストは珍しい。

 県調理師会顧問で、審査委員長の早野充氏は「世界中の人に食べて喜んでもらえる新しい料理が生まれれば、料理で観光立県に貢献できる」と意義を強調した。

 15日から3月末まで応募を受け付ける。1次予選の主材料は県産ハマダイ(赤マチ)。大会エントリーや詳細は「シェフ・オブ・ザ・イヤー沖縄2023」ホームページ。

(玉城江梨子)