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ハレクラニ沖縄、2年連続で最高評価の「五つ星」 フォーブスのホテル格付け スパも四つ星


この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎
フォーブス・トラベルガイドで五つ星を受賞したハレクラニ沖縄(提供)

 米国ハワイ発の高級ホテル「ハレクラニ沖縄」(恩納村、吉江潤総支配人)は16日、観光施設の格付けで世界的な権威のある「フォーブス・トラベルガイド」の2023年のホテル部門で、最高の評価となる五つ星を獲得したと発表した。施設内のスパハレクラニもスパ部門で四つ星を受賞した。ホテル部門、スパ部門ともに、2年連続の受賞となった。国内では14のホテルが受賞しており、県内ではハレクラニ沖縄のみが受賞した。

 フォーブス・トラベルガイドは、1958年に五つ星の格付けシステムを世界で初めて導入したトラベルガイド。専門の調査員が約900項目の基準を基に匿名で評価している。サービスや施設の質を軸に、礼儀正しさや思慮深さ、個別の対応も重視される。

 ハレクラニ沖縄は、地産地消を心掛けフードロスを防ぐために食材の無駄を出さないようにするなど、SDGsを意識した取り組みをしてきた。恩納村の海岸でビーチクリーンをするなど海の保全活動にも積極的に取り組んだ。サービス面では、問い合わせや要望に対して早く返答することを徹底した。

 ハレクラニ沖縄は、ハワイ・ワイキキに続く二つ目のハレクラニブランドホテルとして2019年に開業した。全360室全てが東シナ海を望むオーシャンビューで、4カ所のレストランやスパを備える。

 吉江総支配人は「ハワイで100年以上培われたホスピタリティと、琉球王朝時代から続く沖縄のウトゥイムチ(おもてなし)の精神が響き合うハレクラニ沖縄での滞在を楽しんでほしい」と話した。

(與那覇智早)