沖縄戦で「集団自決」が起こった渡嘉敷村、慰霊祭を4年ぶりに開催へ


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2019年に行われた渡嘉敷村主催の慰霊祭で手を合わせる遺族=渡嘉敷村の白玉の塔

 【渡嘉敷・座間味】1945年3月28日に「集団自決」(強制集団死)が起こった沖縄県渡嘉敷村で、新型コロナウイルスの影響で中止してきた村主催の慰霊祭をことしは開催することが20日までに分かった。

 開催は2019年以来4年ぶりで、村渡嘉敷の白玉之塔で3月28日午後0時半~午後1時半を予定している。

 村は「県内の感染状況によっては、中止して自由追悼に切り替える可能性もある」としている。

 同じく集団自決の慰霊を続けている座間味村はことしも自由追悼で、3月26日に村座間味の平和之塔に焼香台などを設置する予定。

(金城実倫)