大手電力で再生可能エネルギー事業者の情報の不正閲覧が相次いでいる問題を巡り、沖縄電力は24日、新たに同社の小売部門の社員2人が、送配電部門に限定されたIDを使って経済産業省のシステムにアクセスしていたと発表した。これまで判明していた7人を含めて、閲覧者は計9人になった。
同社は「今回の事案を重く受け止めており、深くおわび申し上げる」と謝罪した上で、再発防止策として、IDの管理徹底や許可された職員以外のアクセス禁止の取り組み周知、再エネ関連の認定情報を確認する方法のマニュアル化などを掲げている。
(當山幸都)