香港航空、那覇路線を1日2往復に増便 就航支援を沖縄県に要請 5月以降に運航


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1日3往復の香港―那覇路線の就航のサポートを要請する香港航空の侯偉会長(左から3人目)と池田竹州副知事(同4人目)=6日(提供)

 香港航空は6日、5月以降に香港―那覇線を1日2往復に増やして運航すると発表した。侯偉(ホウウェイ)会長らが同日、地上支援業務会社や那覇空港ビルディング、県庁の池田竹州副知事を訪問し、コロナ前に就航していた1日3往復までの復便へ支援を要請した。

 香港航空は現在、那覇空港を午後4時に出発する1日1往復で運航しているが、5月以降は正午発の那覇便を追加することを計画している。

 航空関係者らによると、那覇空港国際線は、地上支援業務や保安検査などのスタッフ不足から、各社1日1往復のみを運航している。

 侯会長は「これまで沖縄に支えられてきたので、感謝を伝えに来た。1日3往復まで復便できるように、支援をお願いしたい」と要請した。

 池田副知事は「県の香港事務所とも連携し、プロモーションもしていく。香港からたくさんの人に来てほしい」と話した。
 (與那覇智早)