沖縄県は10日、新たに85人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。2021年8月から22年12月の間、感染後に死亡していた75人を報告した。
死亡した75人は40代から90歳以上の男女。県によると、感染拡大で医療機関や保健所、県対策本部の業務が逼迫(ひっぱく)したため連絡や情報共有が滞っていたという。新規感染者の年代別では10代が20人と最多で、続いて20代15人、10歳未満が12人などだった。入院患者は30人で、重症者は1人。病床使用率は4・7%で、圏域別では本島5・6%、宮古0%、八重山2・2%だった。 (嘉陽拓也)