国際ボクシング連盟(IBF)世界スーパーフライ級10位の翁長吾央(大橋)が6日、豊見城市の平仲ボクシングスクールジムで練習を報道陣に公開し、世界王座挑戦の前哨戦となるジョナス・スルタン(フィリピン、東洋太平洋4位)との試合(15日・豊見城市民体育館)へ向けて順調な仕上がりを見せた。
この1カ月で140ラウンドを超すスパーリングをこなしたという翁長は「まだ最終調整というより、練習という感覚」と言いながらも、切れ味鋭いパンチを披露した。翁長の戦績は29戦25勝(18KO)2敗2分けで、スルタンは11戦9勝(5KO)2敗。翁長は「見に来てくれるお客さんに納得してもらえる試合をしたい。それが一番」と力強く語った。