マスク着用きょうから緩和 通勤客の対応は? ゆいレールでは外す人なく 沖縄


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マスク着用が「個人の判断」となった初日にゆいレールの駅から出てくる人たち=13日午前9時33分、那覇市の沖縄都市モノレール県庁前駅

 新型コロナウイルス感染対策のマスク着用ルールが緩和された13日、通勤客などで混雑する朝のゆいレールでは、マスク姿の人が乗車ホームで列をつくるなど、駅の光景に特段の変化はなかった。

 着用は個人の判断となったが、マスクなしで電車を待つ人はわずか。中には乗車直前に着用する人もいた。携帯を見ていたり、目を閉じていたりと混雑していても静かな車両内で、マスクを外す人はいなかった。

 美栄橋周辺で買い物をするため県庁前駅から乗車した60代女性=那覇市=は駅までは着用せずに来た。モノレール車内では「人の様子を見てから決める」と考えていたといい、周囲を見て「乗車前に着けよう」とかばんにしまってあったマスクを改札前で取り出した。

 ゆいレールを運営する沖縄都市モノレールは、12日まで国土交通省の文言を参考に、密を避けた時差出勤やテレワークを推奨するアナウンスを駅構内で放送していた。13日からはアナウンスをなくしたが、混雑時のマスク着用の推奨は継続している。
(金盛文香)

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